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ツノガエルの飼育と・・・命。 [ツノガエル]




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餌食いわるし3ツノ。  この時期、拒食気味だったり、目が
しっかり開いてないことが多かったり、皮膚がカピカピに
なりやすいツノガエルが出てくる。


いくらウールマットで床をウェットにしても、カラダに水を時々
スプレーしても、またすぐに皮膚が薄い膜で覆われたように
コーティングされてしまう。。


コクーン状態に入ろうと、自然とこの季節や環境に本能が
反応してるんだと思う。


ふだんから、よく餌を食べてある程度太っていれば土飼育に
切り替えて完全に休眠状態にしてあげたいけれど、この3匹は
他のツノガエルに比べて食が細く、最近はパックマンフードを
受け付けず、現在はたま~に子赤を食べる時があるってくらい。

ふだんの見た目や様子から言って、今、土飼育に切り替えて
潜ってコクーン状態になっても、そのままガリガリのミイラになって
発見されると思う。  すでに、体力もおちているし、自分の力で
完全な脱皮ができないでいる。


カピカピが激しくなってきたら、ぬるい水にしばらく漬けて皮が
少しふやけて剥がれ易くなるのを待つ・・・。

そして、ムリをしない程度に剥がれ易くなった皮を充分に
濡らしながら、そっと指で取り除いていく・・・。


中途半端に皮がこびり付いたままで、ウールマット飼育で濡れた
状態で飼育していると衛生的にも良くなく、病気になりやすい。
皮がキレイに取れると、目もパッチリ開くことができるようになり
口周りも乾燥で突っ張らなくなるので、口が開きやすくなる。
この状態で少し活発になると、パックマンフードは食べなくても
小赤なら食べたりすることがある。


そうやって、乾燥の少ない暖かい季節にコンスタントに自発的に
餌を食べるようになるまで、この時期に調子がいまいちなカエルに
対してはいつも以上の観察と手入れが必要かと感じる。


あと、この時期に注意しなければと思うのが、休眠状態に入る準備が
できていないツノガエルを水場のない土飼育にして観察を怠ること。
発見した時には表面でミイラのようになていることがある。


そして、土飼育のケースの下にヒーターを熱から逃げ場のない状態で
セットしてしまうこと。  温度調節機能があり、底全体に敷くのではなく
ある程度広いスペースがあるなら比較的安全だけれど、コクーン状態で
潜ったままになったツノガエルはあまり休眠中に移動はしない気がする。
潜るとヒーターとの距離が非常に近くなるので、休眠させる温度としては
暑過ぎることとなる。  ツノガエルは休眠できず地表に上がり、湿度を
求めていても、それに飼い主が気付かず休眠中と思い観察をしないで
いると発見が遅れて、気付いた時には先ほど上に書いたようにカラカラに
なって死んでしまっているということも起りえる。


ツノガエルは潜れる環境があれば潜るのが普通なので、休眠モードにしろ
そうじゃないにしろ土の底のほうに行く。  ツノガエルが休眠する気がなく
湿度が必要なら水に入れる状態か、表面は乾き気味で底のほうが少し
湿っているような環境なら心配はないが、休眠させる目的で土飼育に
する場合、冬はケースの下にヒーターをセットして底を暖めるのではなく
温室をイメージして、ツノガエルが入っているケース全体がその時に
必要な気温になる工夫をした飼育方法のほうが安全だと感じる。


地表から時々スプレーなどで湿気を与えておいても、底が暑過ぎる
場合は、きっと蒸し風呂のような状態になっていることが想像できる。。


これは、ゆっぴーの経験や失敗から学んだことです。

ツノガエルが休眠をしたがっているのか、それとも人間がさせたくて操作
するのか・・・。  それは、そのカエルや飼育者によるのでわかりません。
ただ、どっちにしても日本に生息しているカエルではないので、想像力や
環境をつくるための工夫、未知な部分が多いだけに常に観察するという
行動や興味が長くツノガエルと付き合えるキーポイントだと感じています。


日常、生き物やペットのことばかり考えて生きてはいないし、仕事でもないし
他にやるべきこともあるし、起きている殆どの時間を生き物に費やせる
わけでも、費やしたいわけでもない。  子供の頃からの趣味の延長。


子供の頃と違うのは、自分がどうしたいかだけでなく、生き物はどうされ
たくて、どうされたくないか・・・ も想像したり、考えて飼育を楽しめるように
なったことだと思う。  そして、現在の自分とちょうど心地の良い距離で
探究心や癒しを与えてくれる生き物が今、自分の傍にいるんだと思う。


ただ、人間に寿命があるように生き物には全部寿命がある。
自分の生き物に対する興味や探究心や愛情にも責任感とは別に
寿命がある場合もあるだろう・・・。
だけど、他の生命が関わらない趣味と一緒にしてはいけないところは、その
責任感ってやつ。


動物は本能がたまたま責任感のような役割をする場合もあるかもしれない
けれど、人間だけが本能と伴っていない場合でも理性ってものを持っている。
持っていて欲しいと願う。  これは人間の動物に対する理性だけではなく、
人間対人間でもそう願うニュースがあとを絶たないことでも日々想う・・・。


人間は弱い。 洗脳は恐ろしい。 命は一人一匹、ひとつしかないのに・・・。


そんな言葉が日々、宙に舞う世の中だなぁ・・・って。


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